歯磨きの歴史

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人類はいつから歯を磨いているんでしょうか?

その歴史を紐解くと、人間が歯の手入れをした痕跡が残っているのは5000年前、紀元前3000年、メソポタミア文明になります。

その時代のシュメール人の遺跡から、黄金の楊枝が発見されています。

それ以外でも、古代中国で金属製の楊枝が使われていたり、古代インドの医書に口腔洗浄や歯ブラシ、歯磨き、歯石除去までの処方が書かれているのですが、この歯ブラシは木の枝を使って行うものでした。

それでは、現在のような歯ブラシはいつ登場したのでしょうか。

一説では1498年に中国の王様が、骨や竹を台にして、豚の固い毛を植えつけたものが歯ブラシの発祥とされているそうです。

また、西洋では17世紀ごろのフランスで、動物の骨の柄に馬毛が植えられたものが使われるようになりました。

そして日本では、江戸時代に小枝の先端をお湯で煮て鉄で叩き、木の繊維を柔らかい房状にした「房楊枝(ふさようじ)」が使われていたようですね。

昔と違い、現代の日本には電動歯ブラシや歯間ブラシをはじめ、便利で効果的なたくさんのオーラルケア用品があります。

進化したツールを活用して、快適なお口環境を維持していきましょうね。

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