歯の神経について

  1. 名古屋市西区ののぞみ歯科医院 TOP
  2. スタッフブログ
  3. 歯の神経について

虫歯の治療で、歯の神経を抜いた経験がある方もいらっしゃるかと思います。

その歯の神経には、実際どういう役割があるのでしょうか?

冷たいものや熱いものを食べたり飲んだりした時に、歯にしみたことがあるかと思います。

これは、歯が虫歯になったことを、神経が知らせてくれているんです。

さらに虫歯ができると神経は歯を固くしたり、歯の一部を作るなど、
虫歯が進行しないよう、歯を守る働きをします。

また歯の神経は、歯にひびが入ったり削れた時、また知覚過敏によって歯の異変に気づかせてくれます。

こういった働きをしている歯の神経を抜くと、痛みを感じなくなるので、虫歯の進行に気づくのが遅くなり、痛み出す頃には抜歯をしないといけない状態になります。

そして、歯の神経を抜くと歯が死んでしまい、黒く変色していきます。

歯の新陳代謝がなくなり、古い組織が残ってしまうからです。

虫歯の状況によっては、痛みが激しくなり、神経を抜かなければならないケースもあるのですが、神経を抜いた後でもしっかり治療を行えば、
長く使うことができます。

定期的なメンテナンスで、歯を大事にしていきましょう。

ページトップ

Doctors File