歯の硬度

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人間の身体全体の部位で一番硬いのはどこでしょうか？

お察しのことと思いますが、答えは「歯」です。

脳を守るための頭蓋骨、そして骨の中で一番太い大腿骨よりも、歯は硬いのです。

そんな一番硬い歯は、何からできているのでしょうか？

セメント質、象牙質、そしてエナメル質という大きく３つの組織からできています。

まず歯の根の部分を支えるのがセメント質で、これは骨と同じくらいの硬度と言われています。

象牙質はエナメル質よりもやわらかく、エナメル質が一番硬くて物質の硬さを示す硬度でおよそ「7」と言われています。

硬度が一番高いダイヤモンドが「10」で、骨は「4〜5」。

これは鉄や真珠、ガラスと同じ硬度です。

つまり、歯は鉄よりも硬いんですね！

とっても硬いそんな「エナメル質」の弱点が、虫歯です。

ゆっくりと溶かして穴を開けてしまうんです。

そんな歯を大事にして、硬い丈夫な歯を虫歯から守ってくださいね！

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