咬合紙ってご存知ですか?

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歯科で歯の被せ物や義歯を入れた時などに、
「噛んでください」「歯ぎしりをしてみてください」などと、
小さい紙を噛んだことはありますか?

治療を受けている患者様からすると、
言われるがままにして、すぐ終わってしまうものなので、
あまりに知られていないかもしれませんが、歯医者独特の道具なのです。

赤い小さな紙で、「咬合紙(こうごうし)」と言います。

その名称の通り、噛み合わせをチェックする紙です。

ガチガチ、ギリギリとその紙を噛むことで、
噛んだ際に上下の歯が強く当たっているところに色がつくので、
その部分を削って調整する、というふうに使います。

また、噛んでもらって簡単に引き抜けてしまうようなら、
噛み合わせがあっていないことになるので、また削って調整をします。

削り過ぎると元には戻せないので、何度も高さを調節し、
少しずつ微調整を繰り返します。

そういった噛み合わせの調整場面で欠かせない道具なんです。

もしも治療中に気になる事や施術、道具があれば聞いてみてくださいね。

今何をされているのか?という事がわかれば、
治療を受ける時の不安もなくなるかもしれませんね。

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